この記事がおすすめの人
- 「Surface Go 3」の購入を検討している人
- 学校でsurfaceを買わされた学生の方
- ブログや勉強にsurfaceは使えるのか知りたい人
- Surfaceを快適に使う工夫を知りたい人
「Surface Go 3」を買いました!
この記事を書いている、高校生ブロガーのかえると申します。
先日、高校に入学するにあたり、政府の進める「一人一台端末」の一環として「Surface Go 3」を買うことになりました。
そして、学校や部活、プライベートで利用して4か月。Surfaceのいいとこいまいちなとこ色々と分かってきたのでブログに投稿することにしました。
専門的なスペックの紹介にとどまらず、学生かつブロガーという独自の視点から、レビューしてみたいと思います。
おすすめのアクセサリーなど快適に使用する工夫も紹介しますので、同じようにSurfaceを買わされた学生の皆さん、ブログ執筆に使おうかと検討しているブロガーの皆さん、ぜひご覧ください!
基本情報
「Surface Go 3」のスペックなどを簡単に紹介します。
「Surface」とは
そもそも「Surface」とは、Microsoftが発売しているパソコンのブランド名です。
ちなみにSurfaceというのは、「表面」という意味の英単語です。
ひとくちにSurfaceといっても様々な種類があり、大きく
- Surface Go シリーズ
一番サイズが小さく(10.5インチ)軽量で、タブレットとしても使える。価格も他に比べ安い。 - Surface Pro シリーズ
Surface Go よりも一回り大きい(13インチ)。同じくタブレットとしても使える。 - Surface Laptop シリーズ
一般的なノートパソコン。
となっていて、「Surface Go 3」はGoシリーズの最新モデルになります(2023年8月5日時点)。
以後、Surface Go 3のことをサーフェスと呼んでいきます。
外観
私の持っているサーフェスの外観はこの通りです。
背面に折りたたまれているボードを開くことで、画面が自立します。(最大まで開いた写真が三枚目)
折りたたんだままにすればタブレットとしても使えます。
純正のカバーやタッチペンを加えると以下の通りです。
画面サイズは10.5インチで、ちょうどB5の大学ノートぐらいです。
スペック
CPU | Pentium Gold 6500Y Core i3-10100Y |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 64GB eMMC 128GB SSD |
液晶サイズ | 10.5インチ |
液晶種類 | 1920 x 1280 光沢 |
重さ | 約544g |
バッテリー | 28Wh 最大11時間持つ(とMicrosoftは言っている) |
外部端子 | イヤホンジャック,TypeC,Surface Connect ポート,MicroSD |
OS | Windows11Pro 64bit |
※側面ではなく裏面に実はMicroSDを入れる場所があります。見つけるのが難しいので注意。
後述しますが、普通のノートパソコン等と比べて、CPUを始めスペックは低いです。
もっと細かな情報が知りたい!という方は、他サイトさんのの実機レビューなどご覧ください。
小型で軽くて、持ち運びに便利で、どこでもサッと使える2 in 1 PC、Surface Go 3の実機レビュー。Pent…
使ってみて率直な感想
ここからは、学生&ブロガー目線で使ってみた感想を紹介します。
このブログは業者案件でも収益目的でもないので、率直にズバズバいきたいと思います!
良いところ
- 持ち運びが楽すぎる!
- Win11との相性がいい
- 簡単なイラスト制作などにも使える
持ち運びが楽すぎる!
このサーフェスの良さは、これに尽きると思います。
とにかくコンパクトで軽くて持ち運びやすい!
家でしかパソコンを使わない場合はこのメリットは感じづらいですが、毎日鞄に入れて持って行かなければいけない私たち学生にとっては、めっちゃ重要な点です。
かばんの容積を圧迫しないので、教科書を入れるスペースが制限されません。
また教室の机に置いても面積を取らないので、授業が楽に受けられます。
またブロガー視点で書くと、私はこのブログとは別に「かえるトラベル」という旅行ブログを運営しているのですが、旅行に持っていって帰りの新幹線で記事を書けるので、便利に感じています。
ちなみに特急列車の机に乗せるとこんな感じです。
取材をするようなブロガーの方は、持つメリットはあるかもしれません。
Win11との相性がいい
Microsoft純正とあって、Win11との相性が良いなと個人的に感じています。
タブレットモードにするとき、以前のWin10だとどうしても使いづらく感じてしまったのですが、Win11が出たことで、指やタッチペンでの操作のストレスが減りました。
このためにWin11を作ったのか、という感想です。
顔認証カメラもついていたりと、小さいからこその操作性を上げる工夫も見られます。
簡単なイラスト制作などにも使える
別売のSurfaceペン(私は買わされました)を使うことで、イラストを描いたりするのにも使えます。
本気で書きたい人はプロ用のタブレットパソコンを購入したほうがいいですが、中高生で軽い趣味としてにイラストも描きたいという人には使えるかなと思います。
イマイチなところ
- スペックが良くない
- キーボードが小さい
- 充電の減りが意外に早い
スペックが良くない
単純に「値段にスペックが似合っていない」と感じてしまいます。
アクセサリなどいろいろ購入すると、総額10万円近くになりましたが、その半額近いノートパソコンにスペックはかなり劣ります。
動画編集や負荷のかかるゲームはかなり厳しいといえるでしょう。
またタブレットの形をしているので、夏に負荷をかけすぎるとかなり発熱します。
値段に似合わないスペックの釈明をするならば、
- タブレットとしても使える
- 電池の消耗を抑えた設計
- できる限りコンパクトにまとめた
といった点が挙げられます。
パソコンを持ち運びたい、タブレットとしても使いたい、という人には十分メリットはあります。
ただ、自宅用PCとして購入するのはあまりお勧めできません。
とはいえ、Officeソフトを使う、ブログを書くなど軽い作業には問題はないのでご安心ください。
キーボードが小さい
本体が小さいので、付属のキーボードももちろん小さく、ノートPCに慣れていると打ちにくく感じます。
私自身は学校で使う中で大分慣れてきましたが、別途大きなキーボードを購入している人もいます。
ただこれはデメリットというよりか、持ち運びを楽にしたサーフェスの特徴なので許容すべきところでしょう。
充電の減りが意外に早い
Microsoftは通常の使用でバッテリ11時間持ちます!
とうたっていますが、11時間も持ちません。
ブラウジングだけしてる分には長持ちしますが、マルチタスクをしたりWeb会議をしたりしていると、いつの間にやらなくなっています。
学校の授業でも、一日に5時間使用する日があったのですが、満タンにしていってもかなり厳しかったです。
省エネモードを使わずに使用するのは、4時間ぐらいが限界かなという感想です。
私は充電がなくなると学校で大変なことになるので、後述するモバイルバッテリーを常時携帯しています。
ということで、まとめると、
- 持ち運びのしやすさを追求したPC
- スペックは高くないが学習やブログ執筆には困らないレベル
- 充電の減りに注意
PCデビュー用にはおすすめしませんが、2台目としては検討の余地ありという感想です。
Surfaceを便利に使う工夫
ここからは、Surfaceの欠点を補い便利に使う工夫を紹介します!
モバイルバッテリー
先ほど紹介したとおり、省エネに作られているサーフェスですが、一日中使うにはバッテリーが足りません。
そこでモバイルバッテリーを携帯することで、バッテリー問題を一挙に解決!充電をし忘れても大丈夫です。
充電は、サーフェス専用の端子もしくはTypeCで行うことができます。
ただし、購入にあたっていくつか注意点があります。
電力(W)が必要
タブレットみたいなサーフェスですが、充電のときは他のPCと同じように、大きな電力を要求してきます。
具体的には、24W以上の出力がないと、充電を受け付けてくれません!
ちなみに、スマホのかなり速い急速充電器ですら15W程度なので、家にある普通の充電器・モバイルバッテリー・充電コードは太刀打ちできません。
そのため、おおよそ30Wよりも出力があるモバイルバッテリー、そしてそれに対応するコードを新調する必要があるかと思います。
容量が必要
当たり前ですが、サーフェスをフル充電するには、スマホに比べたくさんの電力が必要です。
つまり、小さなモバイルバッテリーでは焼け石に水になってしまい役に立ちません。
具体的には、サーフェスのバッテリーは28Wh。
10000mAhの容量のモバイルバッテリがあれば、おおよそ一回フル充電できます。
これらを踏まえて、私自身はAnkerのモバイルバッテリーを購入して使っています。
こちらならスマホを8回、サーフェスは2回(実証済み)フル充電できるので、不自由なく使えています。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) ならAnker (アンカー) J…
もっとコスパのいいモバイルバッテリーはたくさんあると思うので、ぜひ容量や出力に注意しながらネットで調べてみてください。
USBハブ
サーフェスは実質のところ、TypeCとイヤホンジャックが一つづつのみついているだけなので、マウスを使いたいときなどは不足しがちです。
そんなときのために、USBハブを買っておくと便利です。
私自身は「j5create」というtypeC,MicroSD,SD,USB(typeA)×2 が使えるものを使用しています。
マウスが使えるようになるので便利に感じています。
マウス
タブレットとして使えるといえども、やはりマウスがあると便利です。
私は今回、教科書が広がった学校の狭い机の上で使うということで、トラックボールマウスを試してみました。
広い机の上では普通のマウスに軍配が上がりますが、狭い学校・新幹線の机では、便利に感じています。
マウスを移動させるスペースがなくて困っているという場合にはお勧めです。
他にも、こんな風にすれば便利になるよ! という点があればコメント欄でぜひ教えてください!
まとめ
Surface Go 3 を使ってみた感想をまとめると、
- 持ち運びが便利⇒学校・旅行などで活躍
- スペックはそこそこだが事務作業レベルなら耐えられる
- アクセサリなどそろえると便利になる
好き嫌い別れるPCだと思いますので、購入検討中の方は一度PCショップ等で実機を見に行ってみることをおすすめします!
私のように学校で買わされた学生の皆さんは、せっかく手に入れたPC、工夫して活用していきましょう!
それではよいPCライフを!